2014-03-13 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
これと関連し、我が軍は、最近、北朝鮮が続けたNLL侵犯と短距離弾道ミサイル発射を通じ、軍事的緊張を引き続き高めたことから韓米連合の監視体制を強化しといって、日本が入っていないんですよ。だから私、これすごく疑問に思っていたところなんですね。
これと関連し、我が軍は、最近、北朝鮮が続けたNLL侵犯と短距離弾道ミサイル発射を通じ、軍事的緊張を引き続き高めたことから韓米連合の監視体制を強化しといって、日本が入っていないんですよ。だから私、これすごく疑問に思っていたところなんですね。
○国務大臣(北澤俊美君) 今回の訓練は韓国が単独でやっておりますから、先ほど外務大臣から答弁がされたように、あらかじめの警告は韓国軍に対してということでありまして、しかもそれはNLLの、北朝鮮側からいうと外側、南側に一定の海域を設けて、今までもそこではかなりの回数でそこへ訓練の砲撃をしておるわけですが、その都度いろいろ警告はしますけれども、今般のような報復措置というのはなかったわけでありまして、今回
○川上義博君 次に、北方限界線、NLLと言うんですか、これは休戦協定で、休戦協定の締結には、北方限界線というのはこれは明示されていないんですね。だから、あの海域というのは一体だれが、何というか、管轄をしているのか。私は、やはり当時の連合軍の司令部だと思うんでありますけれども、今は在日韓国米軍が統括をして指揮を執っているんではないのかなと、そのように思っているんですけどね。
○国務大臣(前原誠司君) 今回の、北の言い分は、韓国が軍事演習を行ったと、そして、その軍事演習を行った地域については、先ほど川上委員がおっしゃったようにそのNLLというのは国連軍が引いたラインでありますけれども、それには北朝鮮は反発をしておりまして、一九九九年に海上軍事境界線という新たな線を引いておりまして、その海域では今までもトラブルがかなり頻発をしております。
○中谷国務大臣 韓国側の発表によりますと、六月二十九日午前九時五十四分ごろ、韓国西方の黄海沖で、北方限界線、NLLを北朝鮮警備艇が越境し、十時二十五分ごろ、韓国高速艇に対して銃撃を加え、銃撃戦となった結果、この銃撃戦により、韓国側では高速艇一隻が曳航中に沈没し、四名の兵士が死亡、十九名の兵士が負傷するなどの被害が生じており、また、北朝鮮側でも、警備艇に火災が生じ、相当の被害が発生した模様であります。
この海域では、九九年にも、NLLを越境した北朝鮮の艦艇と韓国側の艦艇との間で銃撃が行われまして北朝鮮側の艦艇が沈没するという事案が発生しておりますが、北朝鮮は、NLLを無効として、これとは別に海上軍事境界線を主張しております。
○山口那津男君 結論は今のようでよろしいと思いますけれども、しかしまた、韓国国防省の分析によれば、NLLという国際的に表明された境界線を計画的に突破してきた奇襲攻撃と、こう認識しているわけでありますから、我が国における領海あるいはEEZ、こういうラインを意図的、計画的に突破をするということが将来絶対ないとは言い切れないわけであります。
この海域は九九年にも同時期にNLLを越境した北朝鮮軍艦艇と韓国側の艦艇との間で銃撃が行われておりまして、北朝鮮側の艦艇が沈没するという事案が生起しております。